言うこと聞いてくれない認知症高齢者との接し方

公開日:  最終更新日:2016/11/25

言うこと聞いてくれない認知症高齢者との接し方
言うこと聞いてくれない認知症高齢者の接し方ポイントです。

認知症の特徴

認知症の方は中核症状と言われる根本的な脳の気質による原因になるものと、周辺症状と言われる具体的な(問題になる)行動があるといわれています。脳の気質の変化や特徴を知る事が大切になります。

原因は同じでも個人と考えて対応する

では原因が同じなら同じように周辺症状が出現するかと言えばそうではありません。
環境因子が違えば、行動も違って現れます。
それに元の気質も加わって行動が現れるので、その方のこれまでの暮らしや性格を知る事も大切なことです。
認知症になってもその人が自分の中で誇りに思っていること事、触れられたくない事、許せない事はなんとなくかもしれませんが、忘れずにいることもあります。

認知症の方の接し方

認知症の方の目線に合わせて会話することは基本です。
上から職員が見下ろすだけでも、威圧感を与えます。
話す内容は明確、簡単に。話すテンポは少しゆっくり目で。職員の表情も見られています。

機嫌が悪い時の対応

認知症の方でもその日によって気分や状態のムラもあります。
もし機嫌が悪くていう事をきいてもらえない時は、無理強いは絶対しないこと。
とりあえず時間をおいて、別の職員に対応してもらう事をお勧めします。
認知症の方は短時間の間に機嫌が変わる事もあるので、緊急を要しない場合には職員が一歩引く事も必要です。
また、認知症の方でも、職員との相性はあるので、信頼している職員に対応を任せることも有効な対応の一つです。

臨機応変に

嘘を付くというと悪いようにも聞こえますが、相手の心境に合わせた対応も、時には必要なこともあると私は思います。
現実をそのまま伝えることで不穏状態になるのなら、その方が望む返事をすることも大切な対応だと思います。
嘘を付くことが良くないと思っているのはあくまで職員の気持ちにすぎないので、職員の「真実を伝える」という正義を押し付けるくらいなら、認知症の方の世界に合わせる事が職員の仕事だと感じます。

相手を知る

認知症の方の機嫌が悪いことも、本人の中にはちゃんとした理由があるはずです。
職員が無理強いすると、自分の意志を無視されたと感じ、ますます意固地になっています。
理想としては、なぜ拒否をするのか理由が聞ければいいのでしょうが、認知症の方は自分の意志をうまく伝えることが苦手になったうえに、職員側も業務の時間の関係で待つことが難しいので、簡単ではありません。
普段からその人の性格を把握し、表情や行動から何を考えているかを察することができるようにするといいでしょう。

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